光の柱プロジェクト2014 ご報告(その2)
前回の続きです。
登米市を後にし、南三陸町のほうへ移動。
「編んだもんだら」の編み手のお母さん達の住む仮設住宅へ。
志津川という川の近く、高台にコミュニティがありました。
高台から見下ろすと、眼下には原っぱと、その向こうには海が。
その光景を見ている私達にお母さんの一人が、
「このすぐ下まで水が上がってきたんよ」と。
津波と共に志津川の川の水まで一緒に高台まで上がってきたとのこと。
原っぱになっていた場所は、かつて住宅が。。。
仮設住宅で3年以上過ごしている状況に、もどかしさと歯痒い思いを抱きました。
編み手のお母さん達に来年の再会を伝え、ここでお別れ。

仮設住宅すぐ近くの南三陸さんさん商店街へ。
ここでは、プレハブ等を集合させてお土産物店や、飲食店、理髪店などがあり、
私達は色々とここでお土産を購入。
私の個人的な考えですが、地元の方の直接的な収入になる場所でお金を使うことも
支援のひとつだと思っていて、なるべくこういった所で出費を心掛けています。

商店街を後にし、その後、石巻、女川へ移動。
石巻へ移動する途中、海沿いをずっと走ったのですが、
海に面した場所のあちこちで重機を使って盛り土がしてあり、
防潮堤?の整備をしているようでした。海に面した土地には
高台以外、ほとんど住宅はなく、復興はまだまだ先のように感じました。
女川では、同行メンバーの身内の方とお会いして
石巻、女川の現状を色々とお伺いしましたが、ここには書ききれないような
言葉にするのは難しい様々な現状を知り、先の見えない復興、
私達は何をしていけばいいか深く深く考えさせられる時間となり、
今までの訪問とは違った経験をさせていただきました。
色んな思いを抱きつつ宮城を後にし、翌日は福島へ。
次回に続く
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